ガメール・アボ / Gamal Abo

ガメール・アボ / Gamal Aboのイベント情報・ライブ情報・ヒストリー・ディスコグラフィー等。

  • Belly dancer
  • ガメール・アボ
  • Gamal Abo

1961年9月27日生まれ
8歳になると、故郷Mahalaにて踊り手として初の舞台を経験。以降継続的に民族舞踊の踊り手として舞台に立ちながら学業にも力をそそぐ。1980年にカイロ大学スポーツ科学・教育学部入学。学業に励みながらもカイロ大学フォークロアダンス部に入部。
'84年より3年連続、エジプト国内の大学が民族舞踊を競う大会Egyptian University Competition for the Folklore Danceにて演出家・振付師として自身が在籍する大学を優勝へと導く。そうしてその才能の頭角を現し始めた大学在学中、
劇団Al Estearadiah (Angham El Shabab)にダンサー兼役者として参加。
以後5年間毎日Ballon劇場の舞台に立ちさらにその経験と才能に磨きをかける。
同時代の'80年より8年間は、エジプト舞踊界の重鎮Hassan Afifi率いる
Egyptian TV dance companyのプリンシパル・ダンサーとして、数々のTV番組に出演する。中でもイスラムの行事としては欠かすことのできない、ラマダーン。
この期間に放映される特別番組に毎回出演。多くのエジプト国民に愛される存在となる。
その才能はいち出演者に留まらずTVドラマやエンターテインメント番組の振付や演出を多数手がたことにも表れている。

踊り手、演出家としてエジプトで大いに活躍、成功を経験したのちに踊りは身体表現であるという考えのもとさらにその学びを深めるため単身渡独、
'92年にドイツのケルン大学にてスポーツ科学科の博士課程に進学。
そこで専攻学科の知識を深めつつ、自身の専門分野以外の舞踊を学ぶため
Maya Lexスタイルのモダンダンスカンパニーに所属するほか
踊りの心身に与える影響を会得するためダンス・セラピーを学ぶ。
'97に博士課程修了後は学び修めた知識と出身国エジプトで古来より民間療法と伝わる
ザー(リズムに合わせて頭や身体を激しく揺さぶるダンス)と呼ばれるダンスに関する著書"Die Zarzeremonie"を'04にドイツにて出版。
その内容は多くの反響を呼んだ。
'96年には再び自国の民族舞踊とそこからさらに発展したオリエンタルダンスとを
舞台芸術として発表するためのダンスカンパニー、El Mahala Dance Companyを旗揚げ。
ドイツ国内をはじめ、ヨーロッパ各国を巡業する。
'05年に解散するまでの10年間、1年に1作品のペースで作品を製作し発表しつづけた。

その結果、当時は欧州ではごく限られた人々が知っているという存在だった
エジプト民族舞踊およびオリエンタルダンスが多くの人々に認知されるきっかけとなり、ピラミッドやスフィンクスなどの遺跡などではなく、エジプトの生きた文化の普及の一端となる。
また彼自身も多くの要望を受けその民族舞踊やオリエンタルダンスの伝承のため
欧州各国をその指導や小品の振付製作のため歴訪することとなる。
いまでは欧州にとどまることなく世界各地よりその依頼は訪れる。
その活動の最中、'98年にはデュッセルドルフにて毎年開催される
オリエンタルダンス・フェスティバルのめエジプトの民族舞踊やオリエンタルダンスを取りいれた"Slave and Princess"を演出・振付・製作。
この作品は言葉を介しない舞台表現でありその完成度の高さから
他国の舞踊団より評価を受け2010年にブラジルのサンパウロにて再演、
'12年には東京でも日本人のオリエンタルダンサーの手により再演される。
東京公演ではその評判が高く、発売開始後約1週間ほどで前売り券が完売。
公演が終わった直後より再演を希望する声も多い。
物語を基盤に民族舞踊やオリエンタルダンスをちりばめたダンスミュージカルとして発表する彼の演出スタイルは新作を望む声も多く
'12年にドイツのレヴァークーゼンにて氏の作品に出演したいと熱望する多くの舞台表現者達とアラブ版"アラジンと魔法のランプ"を演出・振付・製作し多くの人々に驚きと共感そして多くの感動を与え続けている。

Alif presents Dr. Gamal Seif監修
<オリエンタルダンス・ミュージカル Café>

ご好評いただいたSlave and Princessから2年、再び、Dr. Gamal Seif演出のコミカルなダンスミュージカルを、Dr. Gamal Seif、Khaled Seif、タブラクワイエサのムハンマド上田、さらに日本のトップダンサー達による夢の共演でお送りします!

とある街のとあるCafé——そこは時間を持て余したミュージシャンや踊り子など様々なアーティストが集う場所。そんなCafé を切り盛りする女主人と常連客たち、そして従業員が織りなすコミカルな人間模様を描くオリエンタルダンスミュージカル。近年ブームとなったベリーダンスそしてその基盤であるエジプト民族舞踊を主軸に、未だかつて日本人が見たことのない舞台を皆様にお届けします!

【Café】
[日にち] 2014年11月23日
[場所] なかのZERO 小ホール
[時間] 開場 18:30/ 開演 19:00
[料金] S席 ¥7,000/ A席 ¥6,000

[振付・演出] Dr. Gamal Seif
[キャスト] Dr. Gamal Seif / Khaled Seif / ムハンマド上田
Aggie / Azarah / Chihiro / Emi/ Gamila / Huleya / IKUYO / Jun / Kahina / KANAKO / Kayo / Khaleda / kimina / 香里 / Lien / Mariko / MAKI / Mami / MI/ 美温 / MIWA /PECO/ Reiko / TAEKA / 珠妃 / TOMOKA / Tsugumi / YOSSY /タブラクワイエサ

ビデオ&写真